Drools5.0 has come!!!

http://blog.athico.com/2008/07/drools-50-m1-new-and-noteworthy.html
ここで紹介されています。jBPMを喰うかのイキオイです。概略をちょっと紹介.

DroolsはBusiness Logic integration Platform (BLiP)としてデビューします。プロセス、ルール、イベントプロセシングの統合された環境を提供する」とのこと。プラットフォームってはやってる?業務システムに携わる身としては興味深い。例えば

1.プラットフォーム of Execution (Google App Engineなど)
2.プラットフォーム of Communication (Open Socialなど)
3.プラットフォーム of ビジネスロジック (今回のDrools5など)

といったところですかね。これらが企業のIT/業務システムの基盤になるといいなぁと思う。webアプリケーションのアプリ自体にとじない業務システム開発/保守全体、まるっとフルスタックでサポートする基盤。

んで話を戻すとDrools5は4つのサブプロジェクトに分けてます。

1.Drools Guvnor (BRMS/BPMS)
2.Drools Expert (rule engine),
3.Drools Flow (process/workflow)
4.Drools Fusion (cep/temporal reasoning)

1は管理系、シレっと「BPMS」が入っています。2はコアエンジン。3はフロー.4はイベント.この分割はうれしいね、フローもイベントも対象が違うと必要ないからね。

他にもブラウザベースのデシジョンテーブル、テストツールがあったり、その他画面イメージも上記リンクにあるので要チェック。

3の中でワークフローも対応しているんだけどノードを拡張できる仕組みがあるんだけどjBPMではなくOSWorkflowのノードをプラグイン的にちょっとサポートしているそうな。ふーん。

というわけでビジネスロジック、フローをユーザに開放して(別に顧客に押し付ける、という意味じゃないお)、顧客と一緒に業務システム開発/保守の勝利の方程式を作り上げてもいいんじゃないかと思う。

RubyやるひとはJRubyがあるじゃないですか、.NetもDroolsあるし。DIコンテナ/複数webアプリケーションフレームワークあるにぎやかな世の中だけどビジネスロジックはひとつ(変更はあると思うけど)。昔も今も、これからも!!!

Droolsはver4.0がでた時には大きくパワーアップした印象がありましたがver5.0ではすごく洗練された印象がある。
今回のリリースはm1なのでこれから充実する部分も多いっぽいけどちょっといじって試してみたいと思います。
うん、もっとDroolsは注目されていいと改めておもった。