Overview
朝の運動後は、下期の目標だったBPELについてお勉強していくことにした。昼のお仕事では、とあるAPサーバでクラスタリング環境バリバリのところで働いているけど、そのAPサーバはJavaEE5にすぐには対応できない。ws-**はうさんくさいけど、JAX-RPCのバージョンアップなど便利になっているところもある。ツールもそろってきたし、時期尚早の感はあるけど、jBPMも対応しているので、jBPM BPELインテグレーションのユーザガイドを元にちょっとずつ勉強。
BPELとは、BusinessProcessExecutionLanguageの略。OASISで仕様が策定されている。ポイントはあくまで「Execution」ということ。サービスオーケストレーションが主な役割。与信システムのこのプロセスと請求管理システムのこのプロセスを連携させて、といったコントロール。
IBM,BEA,MS,OracleもSOAの名のもとで力を入れていて、海外でも事例が増えている(らしい)
SOA大全にも書いてあるけど、SOA導入には技術要素以外にも組織的な意識改革、計画が大事な要素として挙げられているので、しりごみしてしまう。
BPELの主な企業サポート具合としては、
- IBM,BEAによるBPELJ(JavaEEプラットフォームにより統合しやすいようにBPELを拡張したもの)
- WebLogic IntegrationのBPELJサポート
- Websphere IntegrationのBPELサポート
- MicrosoftのBizTalk2004のBPELインポート/エクスポート
- OracleFusionMiddleWare/BPELProcessDesignerでのサポート
他、日本国内でもAPサーバを提供している会社はこぞってBPELサポート機能を持っている。持ってないほうがむしろ少ないぐらいの勢い。
OASISで向かい合っているチャレンジ
- もともとはIBM系とMS系が分かれていて、それを統合しようとしていること
- Webサービスが未成熟
WS-BPEL ver2.0 2004年7月が、上記のような問題にいくつか対応して、より広いコミュニティからもフィードバックもうけている、とのこと。
コンポーネント | 依存 |
BPELコア関連 | WSDL1.1 |
データ表記 | XML Schema1.0 |
データ操作 | XPath |
メッセージング | WSDL1.1 messages |
JBoss JEMS戦略もSOAをベースにしているのでwebサービス,axisもちょっとは理解を深めねば、ちょっとね。