アジャイルな見積りと計画づくり

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~


読み始めた。ちょっとずつ自分を取り巻く課題を意識しながら読もうと思っているのでちょっとずつ読んでます、それこそイテレーティブに。計画そのものではなく、計画づくりこそが重要、という部分を読むと、まさに計画づくりとは仮説を立てるのと同じことなんだなぁと。仮説自体が大事なのではなく、仮説を立て続けることが大事なんだ、というところ。仮説さえ立てれば、それ自体が誤っていたとき、正しかったときには次につなげることができる踏み台になるのだから。
そう思うと、なんら特別なことではないことなんだなぁというのもあるし、裏をかえせば当たり前のことができてないだけだったのかと再認識させられる。テレビでいえば、ちょっと昔まではヒヨコマークのステレオ表示であったり、今でいえば地デジ前のアナログ表示があったりしますが、いずれは消えていきます、それと一緒でこの本のタイトルにあるような「アジャイルな」みたいな看板っていつかつかなくなる日がもしかしたらくるのかも、とよぎりました。
今でこそ私はユーザ企業の中のエンジニアで内製化できるポジションにいるのですが、価値あるソフトウェアを作っていく上では無視できない1冊かもしれないです。アジャイルという言葉をカタクナに拒絶してたんですけど、少し見方がかわりつつある今日この頃です。